数値達成の戦略を立てて
現場のモチベーションを高め店舗も自分も成長させる。
まいばすけっと株式会社
営業本部 エリアマネージャー
宮城 優子Yuko Miyagi
2017年 入社新卒
- プロフィール
- 2017年にまいばすけっと新卒入社。営業本部で4年間にわたり店舗マネージャーなどを経験した後、2020年にストアサポート部の店舗業務トレーニングに異動し、本部スタッフとしてパート・アルバイトの教育を担当。2024年3月に営業本部に異動し、エリアマネージャーとして、横浜エリア11店舗の売上と営業利益高予算の達成に向けて部下の教育や競争店対策などを行っている。

店舗マネージャーとして
新店オープンに挑戦。
ゼロからの店舗運営に
大きなやりがいを実感。
大学時代にコンビニエンスストアでアルバイトをした時に、商品を売る楽しさや、資材の在庫管理などを任されて、結果が出た際には達成感を味わえました。店長から店舗運営の話を聞くうちに、販売計画の立案、発注、従業員の管理などに興味が湧き、店舗のマネジメント職を目指し始めました。
就職活動では、当初からまいばすけっとへの入社を強く希望していました。地元でも店舗数拡大を続けており、これからも成長していく未来が見えたからです。コンビニエンスストアとは違い、小型店舗でありながら生鮮食品など多様な商品を扱える面白みもあります。若手のうちからマネジメントに挑戦できることも魅力的で、私が求める条件にぴったりでした。
実際、入社から半年で店長を任され、2年目には新店のオープンも経験できました。新店では、発注量の増加や売場の拡張といったさまざまな施策を打ち、売上も順調に伸びていきました。同時に、オープニングスタッフへの教育やシフト調整といった人員管理にも気を配り、コミュニケーションを重視した結果、私の不在時でもしっかりと売場づくりができる体制や、働きやすい環境を構築。オープン時にスローガンとして掲げた「お客さまにも従業員に信頼される店舗」を形にし、新店をゼロから作り上げるやりがいを実感できました。

200人以上のパート・アルバイトの顔と名前を覚えて現場に溶け込み、現場のモチベーションアップを目指す。
現在は、エリアマネージャーとして横浜エリア11店舗の管理・運営を担当しています。店舗を巡回して従業員の教育や競争店対策を打ち、売上・利益の達成を目指すことが私の責務。中でも重要なのが、部下が職責を達成できるように教育することです。以前、パート・アルバイトの教育を担当した経験があったため、エリアマネージャーに就く時も「きっとできるだろう」と考えていました。しかし、教育をする相手は店舗の責任者。業務の幅が広く責任もより重い仕事に対してモチベーションを高めてもらい、さらにその状態を継続させることが想像以上に難しいと感じています。
そこで私が大切にしていることが、できる限り店舗に出向く機会を増やし、店舗責任者やパート・アルバイトの方々とのコミュニケーション密度を高めることです。今では、11店舗それぞれに20〜30人いるパート・アルバイトの方の顔と名前をほとんど覚えました。おかげで現場に溶け込むことができ、最近では「売上が上がった」「こんなことに困っている」という報告や相談を直接くれるように。その声を大切に、店舗責任者と力を合わせて課題解決を進めています。その結果、ストアコンディション(売場の状態)が向上したり、お客さまと生き生きと会話をする従業員の姿を見られたりと、うれしい変化も見られるようになりました。こうした店舗の成長に立ち会えることが、エリアマネージャーの醍醐味です。


心が折れかけた
本部スタッフ経験が
ターニングポイントになり、
エリアマネージャーとしての
基礎を築いた。
思い返せば、4年目に本部スタッフに異動になったことが私のターニングポイントでした。入社から3年間、店舗責任者を任され現場の最前線で働くことにやりがいを感じ、エリアマネージャーを目指していた矢先、パート・アルバイトの教育を担う部署に就くことになったのです。大好きな現場から離れた上に、希望していなかった部署。チーム全体がプライドを持って教育に取り組む中、私の気持ちは落ち込んでいました。当然仕事もうまくいかず、注意を受ける日々でした。
しかしある時、当時の上司からこう言われました。「この経験は必ずあなたの成長につながる。だから目の前にある仕事に全力で取り組みなさい。」熱のこもったその言葉に感銘を受けました。それからは、どんなに苦手な仕事でも乗り越えることが自分の成長になると考え、真剣に取り組んできました。同僚から教わったり、本を読んだりとスキルアップを目指し、教育の奥深さも改めて認識できました。
エリアマネージャーとして再び現場に戻った今、教育した結果が思うように出なくても、従業員に対してできないことを責めるのではなく、「教え方に問題があった」と自責で捉え、改善策を考えられるようになったのはこの時の経験があったからです。

経験や研修から得られる
情報量は膨大。
さまざまな挑戦を通じ、
自らを成長させる。
私が担当する11店舗は、売上予算達成が難しいエリアにあります。しかし、厳しい条件でも売上と利益を上げることがエリアマネージャーの仕事。店舗責任者や従業員に諦めの気持ちを抱かせることなく「次も頑張ろう」と思ってもらえるように、日々の教育だけでなくお互いの努力を称えあう環境づくりを進めています。現場のモチベーションアップを通してお客さまに貢献できることが、私にとって最大のやりがい。エリアマネージャーとなった今も、エプロンをつけて売場に立つことがありますが、その時に従業員の接客についてお客さまからお褒めの言葉をいただけると、ますます「お客さまのために良い店舗をつくりたい!」という気持ちが高まります。
当社では、努力を積み、手を上げれば必ず挑戦のチャンスが巡ってきます。多彩な成長機会を通して自分がなりたいと思う姿を実現できる場所です。また、研修体制も充実しています。自社だけでなく、グループ内の他社事例を学んだり、他社の社員と話したりする中で得られる情報量は膨大。積極的に学ぼうとする社員の皆さんの姿勢から刺激を受け、自分自身の仕事への向き合い方を見つめ直す機会にもなっています。やりたいことを見つけたい、専門性を磨いてスキルアップしたいと思う方にとって、最高の職場環境があると実感しています。
※本ページに掲出の内容は取材当時のものです。
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