想いを込めてプランを練り
イオンが街の中心にある未来を現実のものにしたい。
イオン北海道株式会社
営業本部まちづくり推進部マネージャー
田中 瀬奈Sena Tanaka
2020年 入社キャリア
- プロフィール
- 新卒でイオンモールに入社後、関西および関東でモール運営と本部業務を経験。北海道に生活の拠点を移すため、2020年に中途採用でイオン北海道に入社。ショッピングセンターの大規模活性化プロジェクトチームに配属され、企画業務を担当する。チームの業務領域拡大に伴う組織変更を経て現まちづくり推進部の所属となり、2024年3月よりマネージャーに就任。

北海道で働くために
イオンモールから
イオン北海道へ。
新しい部署で未踏の道を
切り拓く。
子どもの頃から地元を離れる18歳まで、毎週末のようにイオンモールに出かけていた私にとって、そこは年代ごとの思い出が詰まった場所。就活ではその原体験がよみがえり、イオンモールへの入社を決めました。入社後は関西や関東でモールの運営や本部での運営統括業務などを担当しましたが、次第に、大学時代を過ごし住み慣れた札幌に生活の拠点を移し、同じ業界で安定して長く働きたいと思い始めました。異業種への転職も検討しましたが、イオングループやイオンのショッピングセンターを好きな気持ちに変わりはなく、イオン北海道に中途入社しました。
私が現在所属するまちづくり推進部 商環境デザイングループの業務は、新店開発や、既存店舗の建て替え・活性化などの企画・提案です。その中で私は、企画を実現させるために、商圏のリサーチから図面の検討、説明資料の作成や報告など、提案に関わる一連の業務を担当しています。
まちづくり推進部は、私が入社した当時は一つのプロジェクトでした。その後、建て替えや改装、地域連携など業務領域を拡大し、現在のまちづくり推進部へと昇格した新しい部署です。上司が「北海道に魅力あるショッピングセンターを作りたい」という想いで切り拓いてきた道をともに歩みながら、イオン北海道の成長のために企画を立て、チャレンジをする毎日です。

チームで考えた図面が
形になった姿を
リアルに体験した瞬間、
鳥肌が立つ感動を覚えた。
既存店の建て替えでも新店の開発でも、まずは社内の他部署の理解や経営陣の承認を得る必要があります。しかし費用面でも人材面でも大きな投資が必要となるため、そう簡単ではありません。開発や改装のメリットやコストをストーリー立てて示し、いかに説得力をもって説明できるかが結果を左右します。
数年前には、築年数の経ったショッピングセンターの建て替えプロジェクトに参画しました。当初は、より小規模なスーパーの開発プランが進んでいましたが、当部署では、「地域により大きな価値を提供できるショッピングセンターを建て、永く愛される施設にしたい」と考えました。そこで、チームメンバー全員で旧店舗に行き、地域の人の声を丁寧に拾ったり、設備や空間の改善点を考えたりと、喜ばれる店舗のあり方を真剣に考えました。企画を練り、成長のストーリーを描いて提案した結果、会社の考え方が変わり、私たちが提案したプランが通ったのです。
建物が完成し、オープン前にお客さまと同じ目線で入口から館内に入ったときの光景は忘れられません。それまで2次元で見てきた図面が3次元として立ち上がったその姿を、地上からリアルに体験できた瞬間。私たちが描いていたものがベースになり、形になる感動。鳥肌が立ちました。


小さな力で
大きな結果を生み出す。
上司たちから肌で学んだ
この考え方が、今の財産に。
プランを提案する上で私が心がけているのは、自分の持ちうる小さな力で大きな結果を生み出すためにはどうすればいいのかを考えることです。かけられる時間や労力は有限であり、自分一人でできることにも限りがあります。根幹となる部分を組み立て、どのタイミングで誰と相談するか、いかに共感してもらうかも考慮して、多くの人に響くプランを作ること。そのためには自分自身のスキルアップも大切です。これは、イオンモール時代から現在までの上司に肌で教わったこと。多様な経験とコミュニケーションを通じて養われた会社員としての基礎体力が、自分の財産になっていると感じます。
現在は、私自身がマネージャーとして部下を指導する立場でもあり、「伝えることの難しさ」を感じています。施設の将来像を描く上では、表に出ている情報だけでなく地域の方々の声も含めて真剣に調べ尽くす努力が求められます。さらに、その方々にはどんな価値を提供すれば一番喜ばれるのか、想像することも大切。決まった手順があるわけではなく、想いを込めることが多い仕事のため、それを理解してもらうために時間をかけて対話を重ねています。この先、彼らの働く場所が離れたとしてもここで培った経験が財産となるように、自分が持っているものを惜しみなく伝えたいと思っています。

可能性が大きく広がる
イオングループでキャリアを積み
小さい頃から大好きだった場所を
形にしたい。
イオンモールからイオン北海道に移り、今、子どもの頃から大好きだったショッピングセンターをつくる仕事に携わることができています。イオングループでは、小売業を中核に多種多様な事業が展開されているため、私のようにキャリアチェンジすることでたくさんの選択肢から将来を切り拓くことができます。会社をまたいだコミュニケーションも活発で、仕事を通じて前職の上司や同僚と再び関わることもあれば、研修に参加してモチベーションの高いグループ他社の社員と出会うこともでき、さまざまな場面で刺激を受けます。この可能性の広がりが、イオングループの魅力ですね。
最近では、マネージャーを任せていただいたことが自信につながり、以前にも増してやる気が満ちあふれています。既存店をより良くするための活性化や建て替え、新規モデルの開発に向けた提案をさらに加速させていきたいと思っています。将来的には、私が子どもの頃から大好きだった大きなショッピングセンターを新しく北海道に作ることが夢。地域の方々にイオンが近くにあることを喜んでいただき、もっと好きになってほしいという一心で、イオンが街の中心にある未来を思い描いています。そのために、多くの人の心を動かすアプローチを学び、キャリアアップしながら実現へと一歩ずつ近づいていきたいと思います。
※本ページに掲出の内容は取材当時のものです。
田中 瀬奈さんが働く職場はこちら! イオン北海道株式会社