日々進化する物流業界で
ソリューションの最先端を追求し、物流のスペシャリストを目指す。

イオングローバルSCM株式会社 
ソリューション企画本部 メンテナンス企画部 部長

名古屋 真一Shinichi Nagoya

2023年 入社キャリア

プロフィール
前職ではEC業界の物流領域でエンジニアを経験し、搬送機器のメンテナンスや、ロボット・AGVなどの先進ソリューションの導入プロジェクトに携わる。2023年にイオングローバルSCMに入社。前職でのプロジェクトマネージャー・設備メンテナンスの経験を活かし、搬送設備の保守・修繕や配送カートなどの改善業務に従事。現在はグループ全体の物流構造改革を目指す「次世代自動化モデル」プロジェクトにも携わっている。

技術力で物流を支え
商品の安定供給に貢献する、
イオングループの
縁の下の力持ち。

長年、EC業界で技術職として物流領域に携わり、搬送機器の保守・修繕を通じて出荷コスト削減やリードタイム短縮などに尽力してきました。しかしそのうちに、お客さまの顔が見えるオフラインの小売業界で、自分の仕事が人の役に立っていることを実感しながら働きたいと思うようになりました。せっかく転職をするなら、やりがいが大きい職場で働きたい。そう考えて選んだのが、小売業界で国内最大手であるイオングループの物流機能を担うイオングローバルSCMです。

私が所属するメンテナンス企画部は、物流倉庫に荷物を搬送する設備の保守・修繕や、倉庫と配送トラック間の配送や店舗の品出しに使うカートなどの改善業務を行なっています。設備において安定した稼働を実現させる為には、定期的な点検や予防保全が重要となります。

そのためにも限られた時間・人・予算で計画しなければなりませんので、自部署のみならず運営担当・メーカーと協力しながら止まらない設備を目指して尽力しています。

部のミッションは、機械が安定して稼働する状態を継続させることです。私たちが表舞台に出ることはあまりありませんが、倉庫から店舗へ商品が決められた時間通りに間違いのない数量で届き、店頭でその商品が陳列されている様子や、お客さまが商品を手に取っている姿を見ることがやりがい。その風景を見るたび、技術力で安定供給に貢献できていることを実感します。

問題発生時には
素早く情報をキャッチアップし
1分1秒でも早い解決を目指す。

物流センターは365日稼働しているため、保全作業が出来る時間も限られます。
そのため、定期的なメンテナンスを実施することで機械の安定稼働に努めていますが、急なトラブルが発生することもあります。この時、情報の伝達や状況整理が不正確になるとトラブルの長期化を招き、出荷にも影響が及びます。そのため、まずは現場の担当者にヒアリングして素早く事象をキャッチアップし、精度の高い一次情報を得ることを重視しています。その後、設備メーカーや物流センターを運用しているプロバイダなど複数の関係者の方々としっかりコミュニケーションを取り、1分1秒でも早く復旧させるべく迅速に対策を実行することを心がけています。

しかし、これはあくまでも事後対応でしかありません。トラブルが発生することはやむを得ない一面もありますが、同じトラブルを発生させない為に恒久対策を立案・実行する事が重要だと考えています。

ベストなのは、何事もなく一日が過ぎること。それが、裏を返せば問題を未然に防ぐことができており、出荷業務が計画通りに動いている証であり、私たちの仕事の成果だと考えています。

グループとしても初めての
大規模プロジェクトである
物流全体を自動化する
次世代モデル構築に挑戦中。

現在は、イオングループ全体の物流構造改革として「次世代自動化モデル」の構築に携わっています。これは、先進の搬送機器やロボットの導入によって物流工程の大部分を自動化し、計画的に安定供給できる物流センターを作るプロジェクト。工程の一部にとどまらない、物流全体の自動化はイオングループとしても初めての挑戦です。

現在は、実証実験において生産性や品質を確認することでロボットの能力を検証し、どのようなソリューションを導入すれば費用対効果が高まるかを検討しています。

また、状況に応じて柔軟に変化する現場の方々の仕事に対して、フレキシブルに対応できる仕組みを構築することも重要なポイント。私たち技術者が数値で設計するだけでなく、実際に庫内で運用する現場の担当者との合意形成も欠かせません。認識や考え方の違いから壁にぶつかることもありますが、一度は行き詰まったとしても諦めず、最適解を考えることが大切です。認識の違いをコミュニケーションで埋めながら前に進めることも私の重要なタスクの一つであり、それを乗り越えることが自分の成長にもつながると考え、「やり切る」をモットーに、このプロジェクトに力を注いでいます。

チームで挑戦するカルチャーに
新しい風を吹き込み
スケールの大きいチャレンジを
成し遂げる。

イオングローバルSCMのカルチャーの一つに、メンバー全員が前向きに新たな挑戦に向かっていく優れたチーム力があると感じています。一方で、メンテナンス企画部は新設されたばかりの部署のため、外部で経験を積み中途入社したメンバーが多くいます。チームで挑戦に向かう当社のカルチャーを大切にしながら、私たちが新しい目線で風を吹き込むことで、スケールの大きいチャレンジを形にできると思っています。次世代物流モデルの構築プロジェクトもまさにその一つ。ゴールはセンターの完成ではなく、問題なく商品が出荷できお客さまに商品を提供できることです。やりがいはきっとその時に初めて感じられるものであり、現在はまだ途上ですが、この大規模プロジェクトへの挑戦は私にとってかけがえのない経験になると確信しています。

物流業界は日々進化しています。今、最先端のソリューションで物流センターを設計したとしても、数年後にはまた違うソリューションが生まれ、そのモデルは最新ではなくなるでしょう。だからこそ、どんな設備を導入すれば全体最適に繋がるか、他社事例も学びながら常に情報をキャッチアップして学び続けることが大切です。一つの側面から物流を見るだけではなく、今後は運用やシステムなど未知の領域にも踏み込んで物流のスペシャリストを目指します。

※本ページに掲出の内容は取材当時のものです。

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