イオン株式会社
データイノベーションセンター
データアナリティクスとデータのリデザインを通じて
より有益なソリューションを提案
Role
顧客データは、イオングループの未来を創る大切な「資産」イオンデータイノベーションセンター(以下DIC)は、消費行動や店舗運営に関わるデータ等を分析し、そこから事業価値を創出する組織として2021年3月に発足しました。イオングループ約300社において、GMS事業(総合スーパー)を主軸に、SM(スーパーマーケット)事業、DS(ディスカウントストア)事業、ヘルス&ウエルネス事業、総合金融事業、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業、国際事業、機能会社、物流など、グループ連結売上8兆7,159億円、年間延べ数十億人の顧客数を誇る中、DICはデータサイエンスの専門組織として、グループ各社がお客さまへ有益なサービスを提供できるよう、その莫大なデータを活用してより科学的な面でサポートを行っています。事業ごとの業務フローの中から課題を見つけ出し、課題解決におけるプライオリティを見極め、現場に最適なソリューションを作り上げます。
Feature
膨大な顧客データはお客さまへのサービスへ、ソリューション実現へと活用グループ各社で蓄積された多様な情報を横断的に分析していくことで、イオングループならではの体験や新たな価値とは何かを解析し、一人ひとりのお客さまに寄り添ったサービスの提供をめざしています。またイオン内部においても、こうしたデータの活用を活性化させることで、ソリューションの柔軟かつスピーディーな実現にもつながります。1つの事業会社で実践した取り組みを、その他の事業会社へ展開していく方法はもちろん、グループ全体で活用できる方法も視野に入れながら、データ活用した課題解決を推進しています。
People
こんな経験を持った人が活躍しています-
コンサルティングファームで金融・データ分析案件に携わったプロジェクトマネージャー
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大手SIerやコンサルティングファームでデータアナリティクスサービスを提供していたデータサイエンティスト
Project Story
取り組み紹介顧客データを顧客体験の向上や価値創出に活かす
イオングループは、総合スーパー「イオン」をはじめ、ディスカウントストア、ヘルス&ウエルネス、金融、娯楽・エンタメ、ディベロッパー、サービス・専門店、カルチャー、物流など、約300社ものグループ企業で形成され、8兆円超の売上高に支えられる多様なデータを保有しています。これら消費者の購買実態・行動データや店舗オペレーションに関わるデータは圧倒的な量であり、資産です。こうした膨大かつイオングループならではのデータを読み解くことで、お客さま一人ひとりに対し、有益な情報提供を実現し、店舗運営に活かせる未来を生み出します。
膨大な顧客データを活用した専門部隊
DICでは、イオングループの取り組みによって人々の暮らしがもっと豊かに、もっと便利になっていくことをめざし、次世代の小売業界のあり方を提案しています。グループが保有するデータを分析し、これらから得られた情報の解析に深い考察を加えることで、お客さまの満足度向上が実現できると考えます。また、イオングループに関わるすべての会社の価値拡大を果たすため、ベストプラクティスを構築し、横展開を推進します。
データサイエンス・アナリティクス
DICが取り組むミッションは、大きく分けて3つあります。
- データ分析基盤(データの統合)の確立/イオングループ各社の持つ購買データ、商品・サービスデータ、SNSデータ、また、外部 データも取り込んだ上での状況把握とニーズ精査。
- データガバナンス/グループ全体で活用できる体制構築、アクセスコントロール、データ辞書の構築・運用、等。
- データアナリティクス /探索的データ解析、外部要因などの相関/因果解析、予測、分類、最適化
など、多面的な活躍分野があります。
データが語る情報を読み解き未来を創る
お客さまの日常生活に関わる多種多様なデータを読み解く仕事を通して、世の中の潮流を捉えながら、人々が求める方向を導き出す面白さがあります。最新のテクノロジーに触れることで、未来に何が求められるのかも見えてきます。データが語る雄弁な未来像を描き出すこの仕事では、まだ見たことのない「暮らしのあり方」をリードする後押しができ、さらには自分たちが創出したデータにより、新しい時代を創り出すチャレンジも可能です。
こんな経験を持った人が活躍しています
◎アナリティクスソリューションの構築
◎アナリティクスに関わるデータ収集、整形、及び特徴量エンジニアリング
◎ IT アーキテクチャ設計経験
◎データ分析に関わるPoC実施などの業務経験
◎プロジェクト管理経験