Now Loading...

子ども服に求められる
安心と信頼
お客さまの期待に応え、
やがては海外との懸け橋に

十川 透
TORU TOGAWA
ブランシェス株式会社
商品部 生産管理
商品企画・開発・製造物流

経済学部経済学科卒業。1996年、ブランシェスの前身である株式会社キッドラボに入社。店舗での販売担当や責任者を経験したのち、希望だった商品部に異動。商品企画MD、営業担当、品質管理などを幅広く担当し、2020年にイオングループの新会社として設立したブランシェス株式会社に再入社し、生産管理担当へ。※内容および社員の所属は取材当時のものです。

子ども服に求められる
安心と信頼
お客さまの期待に応え、
やがては海外との懸け橋に

十川 透
TORU TOGAWA
ブランシェス株式会社
商品部 生産管理
商品企画・開発・製造物流

経済学部経済学科卒業。1996年、ブランシェスの前身である株式会社キッドラボに入社。店舗での販売担当や責任者を経験したのち、希望だった商品部に異動。商品企画MD、営業担当、品質管理などを幅広く担当し、2020年にイオングループの新会社として設立したブランシェス株式会社に再入社し、生産管理担当へ。※内容および社員の所属は取材当時のものです。

季節ごとの商品を、
お客さまのもと届ける
目指すのは品質と価格の両立

子供服を中心とした製造・小売店販売を行うブランシェス株式会社は、イオンモール内の店舗をはじめ、全国の小売店とインターネットでの通信販売でお客さまに商品をお届けしています。生産管理の仕事は、季節ごとに切り替わるさまざまな種類の子供服が店頭に並ぶよう、生産体制全体を管理することです。具体的には商品が企画され、デザイナーが制作したデザイン画、パタンナーが作ったパターン(製図)をもとに、中国をはじめとした海外の製造工場や国内商社に生産を依頼し、コストや数量、納期を調整していきます。
大切なのは、商品が遅れることなく店頭に並び、お客さまのもとに届くことです。そのためにはお求めしやすい値段であることや、お子さまに着せても安心な品質であることも求められます。ブランシェスは一般的なアパレルメーカーよりも厳格な品質基準を設定していることもあり、コストカットだけを追求するのではなく、製法や素材を工夫しながらいかに質の高い商品が生産できる体制を整えていくか、商品の知識と調整能力が求められる仕事です。

子どもの成長と、
モノづくりに関わる仕事
若手時代に身に付けた知識が、
キャリアを支える

私が子ども服に関わる仕事をしたいと思ったのは、学生時代にボランティア活動をしていた公営の宿泊施設で、子どもたちのキャンプを引率や交流する活動を4年間続けた経験が根幹にあります。一年越しに出会う子どもたちの成長を目の当たりにし、お礼の手紙を受け取る中で、子どもの成長を支え、興味のあったモノづくりにも携わることができる子ども服業界を志望するようになりました。
入社当初は店舗での販売や運営を経験し、その後モノづくりがしたいという希望通り商品企画部門へ異動。デザインや服飾の専門知識がまったくない状態でのスタートでしたが、自分が企画した新商品がデザイナーやパタンナーの手を経て、実際の子ども服になるというプロセスを学んでいきました。分からないことがあると、周囲の専門知識を持った社員だけでなく、ときには取引先に素材や製法について質問を重ねることもあり、今思えば失礼なことだったかもしれませんが、若いうちに多くの知識を与えていただけたことはその後のキャリアにも大きなプラスになっています。
自分が企画した、子どもでも着替えがしやすい構造の商品や挑戦的に導入した新素材を他社メーカーが追従することもあるなど業界内でも切磋琢磨しながら、少しでも良い商品を作ることに尽力しました。

クレームから感じた
子ども服への期待
少しでも質の高い商品を
届けるために

販売と生産の両方で経験を積むうちに、改めて強く感じたのが「お客さまによりよい商品を届けたい」ということです。特に品質管理の業務では、商品に関する不良のお叱りや改善を求めるお客さまからの声に触れる中で、クレームは期待の裏返しだと実感しました。自分の子どもに着せる服だからこそ、よりよい商品を求めるお客さまの声に応えていくことが、品質を改善し喜ばれる商品をお届けすることにつながっています。
ブランシェスは子ども服専門のメーカーとして、品質基準には特に気を配っています。一般的なアパレルよりも厳しいチェック体制を置き、たとえばホルマリン反応では、通常A-AO 0.05以下で合格となる国の基準に対して、A-AO 0.03以下という安全性を合格基準としています。縫製の基準も縫い合わせした箇所の確認だけでなく、素材選びの段階から厳しくチェックをしているのです。
現在の生産管理業務の中でも、納期を守りコストを抑えることだけではなく、少しでも安全で品質の良い商品をお届けできるように試行錯誤しています。海外の生産工場から「製法を工夫すれば品質を落とさずにコストが抑えられる」「この部分の素材を変更するのはどうか」といった積極的な提案をいただくこともあり、お互いに対等な立場で商品を作っているという実感があります。対等な仕事ができるのは当社がイオングループの一員であるという安心感もあると思いますが、その立場に甘えることなく自立した会社であるために、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。

目に見えない努力を重ね、
業界ナンバーワンを目指す
やがては海外との懸け橋に
なりたい

ブランシェスが目指すのは子ども服業界ナンバーワン。その目標を達成するためには、商品一つひとつを少しでも良いものにしていくという、目には見えない努力が必要になります。子ども服に求められるのは、安全性や丈夫さはもちろんのこと、着替えのしやすさや汚しても洗える素材であること、駆け回っても破れないことなどさまざまです。加えて、旬のトレンドを取り入れ、親子やきょうだいでペアファッションを提案するなどデザイン面でもブランシェスならではのクオリティを発揮しています。
お客さまと直接触れ合う店舗スタッフを通して、「洗濯後に痛まないから信頼できる」「品質が良いので贈り物としても安心」といった声をいただけることが社員のモチベーションにもつながり、わずかな補強や素材の変更など、お客さまが直接気付かないような改善も常に行っています。ともに働く社員は、全員「超」が付くほどの真面目であり、素直で謙虚です。それぞれの役割を理解し、仕事に対して責任を持って取り組んでいます。
私も生産管理の業務について、まだまだ学ばなければならないことが多くあると思っています。海外工場の方々とも積極的にやり取りし、海外取引の懸け橋となることが、いま抱いている私の目標の1つです。

Find My AEON

多様なフィールド、広がる世界。あなたが想う、世界を描こう。

ページトップへ