大学時代、経営管理学を学ぶ中で学生向けのビジネスコンテストに参加し、地元・広州のペットショップや動物病院、ペットの飼育状況について調査を行い、チームメンバーと一緒にビジネスプランを立てました。当時の中国ではペットを放し飼いしていたり、人間のご飯をあげたりと、ペット関連市場が未成熟であり、今後のビジネスチャンスが多いと思えました。その後、日本に留学に来ると、ペット専用の病院やペットフードなども充実しており、日本のペット関連市場は中国よりも進んでいることがわかりました。そこで私は、大学院修了後は日本のペット業界で経験を積み、将来は中国でペット関連ビジネスを展開したいと考え、日本のペット業界で最大級のイオンペットへの入社を決めました。入社後は店舗勤務を経て、経営への興味から社長秘書、海外事業などを担当してきましたが、妊娠を機に産休・育休を取得。休暇前は海外事業担当でしたが、海外には出張しなくて済むように周囲が配慮してくれ、復帰の際にも経営に近い部門に配属してくれました。また、マーケティングや会計、事業戦略などの社内研修も受講し、経営知識を習得できたことも、キャリアアップの支えになりました。

私はペット業界が好きで、イオンペットという会社にも愛着を持っています。やりがいのある業界であることはもちろん、3つの事業の柱があることから経営的にも安定しており
、落ち着いて働ける環境です。動物を好きな人が多く、また人間関係も良いため、私のように育児をしながらでも働きやすい会社だと感じています。
私の将来の目標は、ブランディングやマーケティングといった、今までに経験していない経営戦略部の業務に携わること。そして、イオンペットが以前撤退した、中国市場にもう一度チャレンジすることです。私が学生の頃は中国のペット関連市場は未成熟でしたが、今ではペットテックの分野で特に進んだ国になっており、さらなる成長が見込まれる有望なマーケットになっています。イオンペットの今後の事業拡大において、中国をはじめとした海外市場への展開は重要な戦略のひとつです。中国でペット事業を展開することは入社前からの私の夢でもあります。イオンペットで幅広い業務に関わりながら、再び海外事業にチャレンジする日に備えて力を養いたいと考えています。